縄文式の燻製(くんせい)作り
- dongurinoie2525
- 2015年6月3日
- 読了時間: 2分
どんぐり自然学校では毎年夏の屋久島キャンプに向けて保存食作りを行います。
その一環として縄文式の連穴土坑 ( れんけつどこう )を使い、燻製作りに取り組みます。
今年は4・5年生が取り組みました。

自分で用意した材料の下ごしらえ・塩漬け・味付け。
写真奥は見に来た1年生。見ることで「僕たちも大きくなったらやるんだ」との意識が芽生えます。

塩やハーブをまぶしたら、ひもにつるします。「ほら、うまくつるせたでしょ?」

そして丸一日乾燥させます。

この日はいい天気だったのでよく乾きそう。
下ではどんぐりのネコ、チャコが狙っていました。
この日、子どもたちはネコの番をしながら昼食をとりました。

次の日、 縄文式の連穴土坑 の穴に干した材料をつるします。

もう1つの穴から火をたきます。そして置き火にします。

葉っぱで穴をふさいで、置き火にチップをいれて、煙でいぶします。
子どもたちはどんな葉っぱがどこにあるかをよく知っていて、こんな葉っぱをすぐに見つけてきました。
そして約2時間・・・

できたかな?においをかいで確かめています。
「うん、いいにおい!色もいい色になったね!」

幼稚園生が見に来ました。においをかがせてあげます。そしておすそ分けも。

味見をしてみると、美味しい!
そのあとはみんなで分けていただきました。
終わったあとは子どもたちから「また作りたいね!」との声が上がりました。
今度は油揚げや豆腐で挑戦もいいね、と終わりました。
その日は他の学年も様々な取り組みを行いました。

1年生は先生と一緒にお味噌汁作り

2・3年生はどんぐりの森から竹を切り出して、竹のお箸作り

6・7年生は竹の棒にパン生地を巻きつけて、棒巻きパン作り

8年生は手打ちうどん作り

8年生はそのあと、竹でスプーンを作りました。
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